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わかれの季節

 

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春はわかれの季節と言いますが、だからといってこの時期に厚生労働省の職員が大勢で送別会をやったというニュースに、「底が抜けた」という言葉が脳裏をよぎりました。
よりにもよってあなた方ですか、と。

古今東西、別れの場面は映画でも小説でもドラマでも歌でも数え切れないほど描かれてきましたが、なぜかふと思い出されたのは、昔マンガで見たドラえもんの一場面でした。

22世紀に帰らなければいけなくなったドラえもんのために、のび太くんが選んだのは「安心して帰らせる」こと。
ガキ大将のジャイアンにどんなに痛めつけられても、弱音を吐かない、ドラえもんに泣きついたりしない。
誰よりも心細いはずなのに、自分の不安や淋しさは見せずに、頼もしくなった姿を見せることが、のび太くんにできる最大の恩返しだったのですね。
のちに、「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。」と評されるのも分かります。
コロナ禍に賑々しく送別会を催した厚生労働省の方々とは見ているものが違ったようです。

ところで、そんなのび太くんの人を思いやる優しさに触れ、静かな涙とともに未来に帰ったドラえもんですが、心の底から安心して帰れたわけではありません。
ひみつ道具をひとつだけのび太くんに託していました。
そのひみつ道具が使われるのは、明日4月1日。そして物語は続きます。

おだやかに新年度を迎えましょう。

忘れな草

 - 日記

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