弁護士の雑記帳 – 東京中央法律事務所

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エール

 

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水泳の池江璃花子さんが白血病を公表したニュースには、本当に言葉を失いました。
ずっと前からテレビで見かけていたので、失礼ながら、もう少し年長のような気がしていたのですが、まだ高校卒業前の18歳なんですね。
オリンピックに向けて厳しいトレーニングに打ち込んできたところに、まさかの宣告を受けたときのことを想像すると、文字通り胸がつぶれる思いです。

闘病というのは孤独なもので、家族が見守ってくれている、医師や看護師も頑張ってくれている、友人も励ましてくれている、それは分かっていて、感謝の気持ちで一杯なのに、それでも病と直接向き合っているのは自分だけ、という思いが去来する瞬間ががあるかも知れません。
でも、今までずっとトップ選手としての期待を担い、誰よりも孤独なたたかいをしてきた池江さんですから、きっと闘病生活も乗り切れると信じています。

どこかに、がっかりとか何とか自己中心的な発言をした人がいたようですが、あんな雑音はこの際放っておきましょう。
そういえば、昔、大事なところで必ず転ぶとか発言した人もいたような気がしますが、そんな人たちが仕切っているオリンピックを目指して焦るより、もう1つ先で活躍する姿を見られたらと願っています。

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