弁護士の雑記帳 – 東京中央法律事務所

東京中央法律事務所の公式ブログです

*

わかれの季節

 

この記事は約 2 分で読めます。

春はわかれの季節と言いますが、だからといってこの時期に厚生労働省の職員が大勢で送別会をやったというニュースに、「底が抜けた」という言葉が脳裏をよぎりました。
よりにもよってあなた方ですか、と。

古今東西、別れの場面は映画でも小説でもドラマでも歌でも数え切れないほど描かれてきましたが、なぜかふと思い出されたのは、昔マンガで見たドラえもんの一場面でした。

22世紀に帰らなければいけなくなったドラえもんのために、のび太くんが選んだのは「安心して帰らせる」こと。
ガキ大将のジャイアンにどんなに痛めつけられても、弱音を吐かない、ドラえもんに泣きついたりしない。
誰よりも心細いはずなのに、自分の不安や淋しさは見せずに、頼もしくなった姿を見せることが、のび太くんにできる最大の恩返しだったのですね。
のちに、「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。」と評されるのも分かります。
コロナ禍に賑々しく送別会を催した厚生労働省の方々とは見ているものが違ったようです。

ところで、そんなのび太くんの人を思いやる優しさに触れ、静かな涙とともに未来に帰ったドラえもんですが、心の底から安心して帰れたわけではありません。
ひみつ道具をひとつだけのび太くんに託していました。
そのひみつ道具が使われるのは、明日4月1日。そして物語は続きます。

おだやかに新年度を迎えましょう。

忘れな草

 - 日記

  関連記事

「年末」の行事

10月31日はハロウィーン。少し前までハロウィーンなんて行事は聞いたこともなかっ …

人の振り見て

先日インターネットで調べ物をしていたときに、「一つ返事」という言葉に出会いました …

やまない雨は

梅雨入り直後、今年の梅雨は「陽性」の雨で、しとしと降り続くというより、降るときに …

迷惑メールの一例

こんな迷惑メールが届きました。 架空請求の類であることは間違いないのですが、同じ …

ノートルダム大聖堂火災

パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生したというニュースに朝から驚いていま …

どうして台風の「中心」にこだわるの?

今年は台風が多いですね。今もまさに台風18号が東日本に向かって急接近しているとこ …

21世紀の子どもたち

先日、母校の高校で授業をしてきました。 「総合的な学習の時間」の一環として、母校 …

よいお年をお迎え下さい

今年はずっと緊張感を強いられる1年でした。例年以上にお疲れさまでした。皆様どうぞ …

裁判所の隣の南極・北極

東京地方裁判所にはひとつだけ支部があります。 東京地方裁判所立川支部がそれで、1 …

英国が欧州連合離脱へ

正直、ほとんどの人はこの国民投票の結果を予想していなかったのではないかと思います …