弁護士の雑記帳 – 東京中央法律事務所

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梅雨のよもやま

 

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歌舞伎役者の逮捕とか、人気俳優の大麻所持とか、女優とシェフのW不倫とか、そんな話題が世間を賑わせています。
いずれも弁護士が関わる案件ですが、こちらの事務所とは関わり合いがなさそうなので、言及するのは控えましょう。

先日会期末を迎えた国会も、すっかり骨抜きになったどころか見当違いの方向で成立してしまった「LGBT理解増進法」や、どこが異次元か分からない少子化対策議論の一方、防衛予算だけは内容の検討もそこそこに大幅増額を決め、マイナンバーカードの問題が次々と噴出しても人為的な問題でシステム自体は悪くないとしらばっくれ、入管法も入管がパンクしないようにすることしか考えていないのではないかと思われる「改正」を強行するなど、この国を息苦しくするためにやっているのかと思わざるを得ない有様でした。

そのようなわけで、なかなかこのブログの記事を書こうという気にもならなかったのですが、今月はまだ未投稿でしたので、せめてひとつ、記事を残しておこうと思います。

明日、6月28日は将棋の第71期王座戦挑戦者決定トーナメントの準決勝で、藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段の対局が行われます。
藤井七冠、羽生会長(日本将棋連盟会長)と言い換えてもいいでしょう。
令和と平成を代表する将棋の天才の直接対決。
方や全タイトル八冠制覇、方やタイトル通算100期という、いずれも前人未踏の記録に挑むためには負けられない対局です。
将棋ファンならずとも注目です。

子供の頃、アマチュア将棋をしていた父が額に入れて飾っていた段位の免状は、大山康晴会長と中原誠名人の連名でしたが、今なら羽生会長と藤井竜王名人の連名の免状だというので、申請が殺到しているとか。ちょっとした社会現象ですね。

藤井竜王名人くらいになってこそ「異次元」の名にふさわしいわけで、「次元の異なる少子化対策」とか言ってた政府関係者には反省していただきたいところです。

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