香水は苦手
この記事は約 2 分で読めます。

11月に入るとすぐに街の装飾がハロウィーンからクリスマスに切り替えられていますが、ちょっと気が早いような気がします。本家であるキリスト教では待降節(今年は12月1日から)からがクリスマスシーズンだそうで、世間のクリスマス装飾は1か月早いわけです。
味気ない言い方をすれば、早めにクリスマスの飾りが始まるのは、ボーナス商戦とクリスマス商戦に向けた動きなのでしょうから、そんなことに踊らされるのは、まんまとその術中にはまっているということ。
みなさん、一旦落ち着きましょう。
テレビCMでは、シチューや風邪薬の宣伝が増えていますが、なぜか香水の宣伝も目立つようになります。
おそらくクリスマスプレゼントに香水はいかがでしょうか?ということなのでしょうね。
でも私、苦手なんです。
香水も、アロマも、香り付き柔軟剤も。
気分も悪くなるし、頭痛になることもあります。
そもそも息苦しい。
香水で気分が良くなる人もいるのでしょうけれど、それは逆に言えば、香水は人の気分に作用するということですし、その作用の仕方は人それぞれです。
ある種の香りで集中力が増すとか、元気が出るとか、リラックス効果があるとか、安眠できるとか、いろいろ言われますが、誰しもに該当するわけではありませんし、現にその匂いに苦しんでいる人もいるのです。
仮に、そのような効果があるとしても、周りの人が同じタイミングで集中やリラックスを求めているわけではありません。
コーヒーのにおいが苦手な人。
タバコのにおいがダメな人。
納豆やくさやのにおいに逃げ出したくなる人。
好きな人にはたまらない香りでも、苦手な人には苦痛そのものです。
CMの効果だけではないと思いますが、きっと今年もクリスマスに向けて、香水もたくさん売れるのでしょう。
けれど、香りを楽しむのは自分の鼻先にとどめて、周りに漏れ出さないようにしてほしいなあと、切に願っています。
何も、人に嗅がせなくてもいいでしょうに。
もしかして匂い漏れも宣伝の一環なのか?
関連記事
-
-
緊急事態の濫用
連日新型コロナウィルス対策の問題が報道されていますが、おどろくような話が出て来ま …
-
-
豊洲にしてもオリンピックにしても
連日報道されている豊洲新市場問題ですが、昨日の報道では、地下水から環境基準を超え …
-
-
住民の立場から
昨日の衆議院本会議での日本共産党の志位和夫委員長の代表質問の際の出来事です。 沖 …
-
-
人心の一新
明後日には内閣の改造が行われるそうです。 この数か月で一気に落ち込んだ内閣支持率 …
-
-
噴出するセクハラ問題
財務事務次官によるセクハラ問題は、本人の辞任で事態が収束するどころか、今まで表に …
-
-
2つのマクドナルド理論
アメリカのジャーナリスト、トーマス・フリードマンが提唱した外交理論に、「マクドナ …
-
-
ウクライナ
芥川龍之介は、羅生門で死人の髪の毛を盗む老婆にも、その老婆から着物を奪い取る下人 …
-
-
元号と長さと温度
5月1日からの新しい元号が発表されました。 「令和」という新元号そのものについて …
-
-
改むるに憚ること勿れ
Google Earth(グーグルアース)で千駄ヶ谷駅の南側あたりを見たところ、 …
-
-
野党はだらしない?
世間は参議院議員通常選挙の真っ最中です。 国政選挙としては2017年10月の衆議 …
