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新横綱

 

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豊昇龍関が第74代横綱に昇進しました。
先日の初場所は、昨年の九州場所を制した琴櫻関の綱取りが注目されていましたが、準優勝だった豊昇龍関も成績次第では横綱にと言われていました。
「本命」の琴櫻関の成績が振るわない中、豊昇龍関もまた平幕に3敗を喫しながら、場所中の集中力を切らさず、千秋楽で優勝決定戦に持ち込み、巴戦を制しての優勝を果たしていました。
一人横綱だった照ノ富士関の引退が後押しした部分もあるのかも知れませんが、そういうめぐりあわせを自分のものにする実力があったということでしょう。

豊昇龍関は大関昇進の際にも、大栄翔関、若元春関との3人同時昇進の可能性も言われた2023年名古屋場所で初優勝を遂げ、ライバルを出し抜いて大関に昇進しています。今回の横綱昇進も、琴櫻関の綱取りに注目が集まっていたことが、かえって闘争心に火をつけたところがあるのではないかと思っています。

さて、横綱になると注目されるのが土俵入りの型です。

土俵入りの型には「雲龍型」と「不知火型」があり、雲竜型はせり上がりの際に右腕を開き、左腕を脇腹にあてがう姿勢のもの、不知火型は両腕を開いてせりあがるもの、という違いがあります。

雲竜型は左右の腕で攻めと守りを表している一方、不知火型は両腕を開く力強い攻めを表現するもので、伝達式の口上で「気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進いたします」と決意を述べた豊昇龍関には、不知火型の土俵入りが相応しいと思うのですが、果たしてどうなるでしょうか。

ちなみにモンゴル出身の先輩横綱は、雲竜型が2人、不知火型が3人、叔父にあたる第68代横綱・朝青龍関は雲竜型でした。

 


 

今、ネットニュースを見たら、「雲竜型」の土俵入りだそうです。
所属する立浪部屋の過去の横綱や、出羽海一門でも雲竜型とのこと。

ちょっと残念な気もします。

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