ウクライナ
この記事は約 1 分で読めます。

独立広場(キエフ)
芥川龍之介は、羅生門で死人の髪の毛を盗む老婆にも、その老婆から着物を奪い取る下人にも、それぞれの論理があることを描き出しました。生き延びるため、という極限まで追い込まれた者のやむにやまれぬ行動といえばそうですが、その論理が正当性を持つのかはまた別の問題です。問われているのは、第三者の目で見ている私たちなのです。
昨日ウクライナへの軍事行動に及んだロシア・プーチン大統領にも、表向きの口実にとどまらない論理があるのだと思いますが、果たしてそれが国際社会において容認されるものかといえば、そうではないでしょう。
強大な軍事力にものを言わせるやり方は、仮にそうするしか選択の余地がなかったのだとしても、最悪の手段と言わざるを得ません。軍事力によって事態を打開しようとすることは、それ自体が政治的失敗なのです。
一刻も早く事態が収束することを願って止みません。
関連記事
-
-
元号と長さと温度
5月1日からの新しい元号が発表されました。 「令和」という新元号そのものについて …
-
-
レガシーの活用
参院選の終盤、安倍元首相が凶弾に倒れるという衝撃的なニュースが飛び込んできてから …
-
-
ある検察官の起死回生
東京高等検察庁のトップである検事長が、2月8日の63歳の誕生日で定年退職を迎える …
-
-
豊洲にしてもオリンピックにしても
連日報道されている豊洲新市場問題ですが、昨日の報道では、地下水から環境基準を超え …
-
-
沈黙と雌伏
アメリカの大統領選挙がなかなか決着しませんが、現職大統領が開票作業の差止めを求め …
-
-
初めての贈り物
名前は子供への最初の贈り物。 そんな言葉を耳にしたことがあります。 でもその一方 …
-
-
緊急事態の濫用
連日新型コロナウィルス対策の問題が報道されていますが、おどろくような話が出て来ま …
-
-
朝三暮四
「朝三暮四」という故事成語はご存知ですね。 中国は春秋時代の宋に狙公という人がい …
-
-
反社の定義
昨日のニュースですが、政府が「反社会的勢力」の定義について「その時々の社会情勢に …
-
-
取り戻すまでもない
働かざる者食うべからず この言葉は、しばしばレーニンの言葉として伝えられていま …
