憲法理念の実現をめざして常に市民の立場から
事務所だより

コラム

年末の随想

弁護士 田原俊雄  本来の弁護士の仕事から離れて自宅を中心に生活していると、毎日の新聞やテレビ等で報道される多彩かつ複雑な政治、経済、社会にわたる多くの現象の生起、それをめぐる意見や論争が私の静かな頭脳を刺激し、時に混乱 …

映画「ドリーム」と日弁連の取組み

弁護士 菅沼友子  前回に引き続き、映画の話から。  昨年最も感銘を受けた映画の一つが「ドリーム」。原題は“HIDDEN FIGURES”(隠れた人たち)で、1960年代にアメリカがNASAで進めていた有人宇宙飛行計画に …

保問協の会長に就任しました

弁護士 渕上 隆  この度、豊島区保育問題協議会(保問協)という団体の会長に就任しました。保問協とは、子どもを保育園に預けている保護者や、保育園で働く職員など保育に関わる人たちの連絡協議会です。毎月集まって情報交換をしな …

事務所からの帰りの電車の中で

弁護士 新井 章  前号で「事務所に通う電車の中で」の出来事を書かせて頂いたが、今回も引き続き通勤電車の中での他愛ない体験を記させて頂く。  いささか旧聞に属することで恐縮ですが、今から4、5年前までのこと、私がまだ忙し …

日本国憲法第9条の現代的意義について

弁護士 加藤文也  昨年7月、国連総会で核兵器の開発、実験、生産、製造、取得、保有等を禁止するとともに、これらの兵器の使用、使用の脅しをかけることも禁止する核兵器禁止条約が非核保有国122か国の賛成で採択されたことは、核 …

子どもへの体罰などの禁止に向けて

弁護士 村山 裕  昨年秋、「たたかない、怒鳴らない子育て」の推進に取り組んでいるセイブ・ザ・チルドレン・ジャパンの主催で、日弁連も共催してのシンポジウム「子どもに対する体罰などの禁止に向けて」がありました。  学校や施 …

自立した精神 - 詩集「倚りかからず」から

弁護士 江森民夫  茨木のり子が、1999年に刊行した詩集「倚りかからず」は、詩集としては異例の15万部の販売を記録しました。  表題作「倚りかからず」には、 もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあ …

50代のひそかな愉しみ

弁護士 菅沼友子  昨年から映画館に行くことが増えた。きっかけは「夫婦50割引」というサービスを知ったこと。夫婦のどちらかが50歳以上であれば、通常料金一人1800円のところ1100円で観ることができる(一部やっていない …

英国レポート

弁護士 仲村渠 桃  昨年の12月からロンドンで子育てをしておりましたが、この度帰国致しました。娘の保育の関係でまだ本格的ではありませんが、執務にも復帰致しました。  たった半年間の滞在でしたが、娘と共に色々な経験を積む …

空に吸はれし十五の心

弁護士 加藤文也  盛岡の岩手山を遠くに臨む城跡の公園には、啄木の 不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心 の歌碑が建っている。  私の高校卒業アルバムには、共に学び、語り、遊んだバンカラ姿の仲間たちといっ …

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