ヒガンバナ
この記事は約 1 分で読めます。
日本列島を縦断した台風14号が過ぎ去ったと思ったら、すっかり秋の気配になりました。
考えてみれば、昨日9月20日は彼岸の入り。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです。
この時期を代表する花といえばヒガンバナ(彼岸花)。
彼岸とは文字通り「向こう岸」のことで、つまりは「あの世」のこと。昼と夜の時間が同じになるこの時期には、あの世とこの世の道が通じるのだとか。
そのせいか、この季節に咲くヒガンバナはどこか死を連想させます。
葬儀の祭壇には菊が飾られますが、花火のように絢爛でありながらはかなさを感じさせるヒガンバナは、亡き人の旅路のほとりで風に揺れる景色が似つかわしいようです。

関連記事
-
-
命を守る行動を
暑中お見舞い申し上げます 昨日北東北も梅雨明けとなり、8月を迎える前に全国的に本 …
-
-
雨と傘と電車
東京もすっかり本格的な梅雨です。 雨の季節になくてはならないのは雨傘ですが、その …
-
-
堪え忍んでめざすもの
終戦の日です。 以前の記事でも書きましたが、8月15日が終戦の日とされているのは …
-
-
裁判所の隣の南極・北極
東京地方裁判所にはひとつだけ支部があります。 東京地方裁判所立川支部がそれで、1 …
-
-
つり革考
電車のつり革には地域差があるのだそうです。 関東近郊では写真のような三角型が多く …
-
-
ノートルダム大聖堂火災
パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生したというニュースに朝から驚いていま …
-
-
約束と異なる新しい判断
早いもので、もう6月も最終日になってしまいました。 安倍首相が消費税増税の時期を …
-
-
青海(あおみ)と青梅(おうめ)
週末の出来事だったようですが、お台場「ヴィーナスフォート」で行われるアイドルフェ …
-
-
夏の終わりに
前任の総理大臣が退陣表明をしてから、早いものでもう1年が経過しました。 あれから …
-
-
73年前の夏
今日は言うまでもなく終戦記念日です。73年前の1945(昭和20)年8月15日正 …
- PREV
- 親子なのに親子と認めない
- NEXT
- 逆転現象
