弁護士 菅沼 友子

 本年3月末で第二東京弁護士会(二弁)会長の任期を終え、4月から事務所に復帰しています。

 この1年間、日常的な会運営のほか、会の経済基盤の安定確保のための会財政の検討・執行や業務システムのリプレイスの検討などの中長期的課題への取組み、旧統一教会の問題をはじめとした霊感商法等被害の相談活動やフリーランス・困難を抱えた女性たちへの法的サービスの提供など、様々な課題に、執行部と事務局職員、関連委員会、会員の皆さんで力を合わせて取り組みました。
 また、司法や人権に関わる出来事や問題が生じた際には、弁護士会としての見解を明らかにするため、会長声明等で分かりやすく発信する努力もいたしました(昨年度に発出した20本の会長声明は二弁のホームページに掲載されていますので是非ご一読ください)。

会長声明・意見書(2022年度)| 第二東京弁護士会

 兼務していた日弁連副会長としては、民事法律扶助改革を担当し、ひとり親家庭の方の法律扶助の利用をしやすくするような制度改善が実現できる見通しとなりました。

 皆さまのご理解・ご支援に心から感謝申し上げるとともに、今後もご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

第二東京弁護士会ツイッター @niben_net より