弁護士 村山 裕

あけましておめでとうございます

 にわかに拡がったコロナ禍、各国政府は、感染拡大の封じ込めで被った国民経済の打撃からの回復を、医療崩壊に陥らずに進める対応に苦慮しています。

 グローバル経済がもたらした格差社会で、経済的弱者がとりわけ大きな窮地に陥っていることは、各国共通のようです。

 インフルエンザの流行期を迎え「withコロナ」が続きます。COVID-19の特性も解明されつつあり、人類の英知による克服を信じましょう。

 しかし、グローバル化に伴う未知のウイルスの発現に警告を発していた科学者もいました。今後もあり得ることで、人類の地球との付き合い方が問われます。

 それにつけても、「学問の自由」は、この地球での人類の生存に不可欠の意味がありそうです。最近の日本学術会議への政府の干渉・圧力は深刻です。ガリレオの時代に戻す訳にはいきません。昔聴いたビートルズの「The fool on the hill」がリピートで浮かびます。