弁護士 服部 咲

暑中お見舞い申し上げます

 本年の通常国会は、森友学園への国有地売却を巡る財務省決裁文書改ざん問題、財務省事務次官によるセクハラ騒動に伴う財務大臣の不適切発言、加計学園の元首相秘書官による関与疑惑等、異常な混乱に陥りました。首相官邸による政治圧力及び官僚による忖度によって、政治と行政のバランスが崩れてしまったように感じます。さらに、憲法改悪に反対する集会やデモが、全国各地で行われているにもかかわらず、国民の声を無視し、憲法改悪に向けた審議も着々と進められています。
 私達は、日本国憲法の理念の実現に向けて、憲法改悪への反対の声を上げ続けなければなりません。