花だらけのわが家でも、バラの花の咲く時はまた別格。ほのかな香りとあでやかな色で他の花が褪せて見えるほどです。
 うっかり描いてみようと思ったのが運のつき、完成された形、色、なかなか手に負えず、やたらと時間ばかりがかかってしまいました。花の女王様は気位が高くて、育てるのにも手がかかります。何とも「まいりました」としか言いようのない時間でした。

瀧 貴美枝